機動戦士ガンダムAGE フリット編感想
第一話 救世主フリット
皆さん、こんにちは。GUNDAMANです。
さっそく、前回の宣言通り、『機動戦士ガンダムAGE』全49話、見てまいりました!!!
いや〜、凄まじかったです。『機動戦士ガンダム AGE MEMORY OF EDEN』が初ガンダムという多分レアキャラのボクでしたが、あの時感じていた置いてけぼり感が嘘のようでした(当たり前ですね)。ボクはいつもご飯を食べながらアニメを見ているのですが、思わず持っていた食器を置き、体育座りしながら、パジャマの膝あたりを涙でグショグショにするレベルで感情移入してしまいました。ああ、思い出すだけで涙が。。。
溢れた涙を拭き終わったところで、今回はこのガンダムAGEの一人目の主人公フリット編について感想をだらだら書いていこうと思います。
まずAGEわからないよ〜覚えてないよ〜って方のために、簡単に説明しておくと、機動戦士ガンダムAGEは、全49話4パートに別れています。今回感想を書いていくのは、その第一パート、主人公フリット・アスノ少年の物語になります。
さすがにこれだけじゃわからないと思うので、一応あらすじを載せておきます。
ガンダムAGEフリット編あらすじスペースコロニーへの移民が始まって数百年が過ぎた宇宙時代。
地球圏の覇権をめぐる戦争は終わり、平和な時代が到来するかに思われた。
しかし、その平和は、はかなくも崩れ去った。
A.G.101年-(Advanced Generation)
突如、出現した正体不明の敵『UE(Unknown Enemy=アンノウン・エネミー)』によって、スペースコロニー『エンジェル』が攻撃を受け、崩壊した。多くの犠牲を出したこの大惨事は後に『天使の落日』と呼ばれた。その後もUEは地球圏に住む人々を、長きにわたり苦しめることになるのである。
A.G.108年-
UEとの戦いは続き、それまで平和だったスペースコロニー『オーヴァン』もまた襲われることになる。そこに住んでいた7歳の少年フリット・アスノは、戦火に巻き込まれ母親を失う。だが、その母の死に際、家に代々伝わるメモリーユニット『AGEデバイス』を託される。そこには、かつて救世主と呼ばれた古代のモビルスーツ『ガンダム』の設計図が入っていた。フリットは母の思いを受け継いで、『ガンダム』をつくりあげる決意をする。
A.G.115年-
14歳となったフリットは、スペースコロニー『ノーラ』の連邦軍基地アリンストンに引き取られていた。7年間、基地のエンジニア達とともに研究を続けてきた彼は、ついに『ガンダム』を完成させる。ガンダムには、機体を自己進化させる画期的な仕組み『AGEシステム』が搭載されていた。
しかし、ついに、恐れていた時がやって来る…。
UEの魔の手が、平和なコロニー『ノーラ』にまで迫ってきたのだ。
そして今、フリットは自らがつくりあげた『ガンダム』を動かして戦う。
果たして、フリットは14年もの間、一度も勝利できなかった恐るべき敵『UE』に打ち勝つことができるのか…?
から引用
では、早速感想いっていきましょう! (以下重大ネタバレあり)
まずは何と言っても絵柄!!!内容以前に絵柄ですね!!
オープニングで思わずイナズマイレブン??って笑っちゃうほどイナイレです。さすがレベルファイブ(イナズマイレブンと同じ制作会社)!!小学生の頃に見ていたイナイレを思い出して、みたことないはずのガンダムに謎の親近感が湧きました。この作画に関しては賛否あるそうですが、ガンダムもかっこよかったし女の子キャラもみんなかわいいし、ボクは好きでした。ちょっと笑ってしまいますが。
作画の話はここまでにして、内容についてですが、まず思ったことは
こわっ!!!
です。そうなんです、UE(Unknown Enemyの略、敵集団のこと)が、UEが本当に怖い!!!こういう戦争を描いた作品って敵も人間で、事情があってそれが語られるのが普通だと思ってたんです。が!!このフリット編では終盤になるまでUEの正体がなんなのか全くわからないんですよね。
出てくるUEは戦闘員だけじゃなく一般人も街と一緒に灰にしてしまうような情のかけらもない奴らだし、モビルスーツから発しているあのピコココ機械音が不気味で不気味で、齢20を迎えたボクですら震えるほどです。これで、AGEは「子供向けに作られた」、なんて冗談きついぜ、まったく。。。こんなこわい敵出てきたら、かわいい子供たちは夜一人でトイレに行けませんよ・・・・
でもこんな怖さがUEにあったからこそ際立ったのが、連邦軍(味方)の人間味です!!復讐に駆られる男や、戦う幼馴染を心配する女の子、本能のままに戦いを求める青年や、恐怖に売る絵ながらも戦う覚悟をする強い女性、そして、両親や育ての親を失くしながらも救世主になろうとする主人公フリット。もう誰をとっても本が一冊かけるほどみなさんが魅力的なんです!!「ガンダムは人間ドラマだから!!」、いつぞやか友人が言っていた言葉を思い出しました。うん、この人たちはみんな“生きている“人間なんだなって。ガンダムは確かに人を描いていました。だからこそ、ボクは感情移入してしまって涙をボロボロ流してしまったんですよね。
人間味の話をする上で欠かせないのは、主人公フリットが恋した少女が亡くなるAGEの中でも最高クラスの名シーン(14話)。その時敵に放った、
「命はおもちゃじゃないんだぞ!!」
があまりにも重い。この言葉を聞くためにこれまでの話があったと思えるほど、この戦闘シーンはフリットが詰まっていると思います。この時のフリットには、大事な人を失った悲しみや、敵にも自分にも向けた怒り、さらにそこまで憎しみにかられながらも敵にとどめはさせなかった優しさなどなど、たくさんの感情が込められていました。ここについて、語り始めるとキリがないので、またの機会で書いて行こうと思います。気になった方はぜひ自分の目で見てみてください。
ここまでと少し話は変わりますが、最後に、一番言いたかったことを言います!!
ロボットの戦いって、かっこよくね??
これがいちばん言いたかったです。はい、かっこいいんですよ。ガシャガシャドンパチが。たまらなく、ね。ボクは今まで「血湧き肉踊ってこその闘いだ!!」的な考えを持っていたのですが、ロボットが壊れて爆発する、激しくビームやミサイルが飛び交う、そんな戦いもめちゃめちゃ燃えることに気づいてしまいました。「ガンダム?ロボットが戦うんでしょ??なんかタイプじゃないんだよね」とかほざいていた1ヶ月前の自分をドッズライフルで貫きたい気分です。文句なしにカッコよかったです、ありがとうございました(ナゾのお礼)。なんなんでしょうか。やっぱり男の子のDNAには、ロボットを好きになるよう先祖代々組み込まれているのでしょうか。大人でも子供でも、ただただバトルシーンで心踊らせることができる。それが長い間愛され続けているガンダムの魅力なのかもしれませんね。初めてのガンダムですが、そう強く感じました。
さてさて、こんな風に雑に感想を書いてみたわけですが、いかがだったでしょうか。ガンダムの沼に足の指先つけただけで、ボクの中に眠っていたあついロボット魂が呼び起こされてしまってこの先どうなってしまうのか、ズブズブと落ちて言ってしまうのか、良い意味で不安です。
さて、次回の更新ですがどうしても、ボクの好きなキャラについて語りたい!語らなければ気が済まない!ということでガンダム初心者GUNDAMANが選ぶ『機動戦士ガンダムAGE フリット編』に出てくるキャラ数名を勝手にピックアップして、好きなところをただただ書いていこうと思います!
ボクはみんなが好きないわゆる箱推しというやつですが、さすがに全員描いて行くと一生かかっても書ききらないので、その中から数名だけ選んで、書いてしまおうと思います。
最後に、ここまで読んでくださりありがとうございます!!まだまだ未熟な文章ではありますが、今回よりも次回、次回よりもまたその次回とどんどん読みやすくしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします!!
次回 『GUNDAMAN』第二話 みんなが好き。3つの運命が歴史になる。