Gundaman’s blog

ガンダムやウルトラマンを始め、自分の倍以上歴史があるものに果敢に挑み感想を言っていきます

二万年遅れでゼロを見始めました

やばい!!やばい!!!やばいです!!!

 

とんでもない作品を見てしまいました!!!

 

スーハー・・・スーハー・・・

 

心を落ち着けまして・・・・

 

みなさん、お久しぶりです!GUNDAMANです!!

 

ついに、ついに手を出しましたウルトラマンゼロシリーズ

記念すべき第一弾は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説THE MOVIE』

 

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大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説

たくさんあるゼロ関係の中でこれが最初らしいとgoogle先生が教えてくれたので、とりあえずこれを見てしまいました!!!今回はこの映画について思ったことを色々書いていこうと思っています!

暇な方はぜひ見て行ってください。

 

なぜ今更ウルトラマンゼロ

多分、多くの人は「なんでこいつ今さらウルトラマンゼロ見てるんだ?」と思うかもしれませんので、はじめに軽く説明しましょう。

ことの始まりは昨年の2020年秋。友人の誘いもあり私はメビウスぶりのウルトラマンウルトラマンZを見ました。そのなかには懐かしいウルトラマンが出てきたりもしたのですが、なんと知らないウルトラマンもいたわけです。そう、ウルトラマンジードやゼロです。Zが慕うゼロとは一体何者で、兄弟弟子的なジードはどんなウルトラマンなのか気になって夜も眠れませんでした。聞くところによると、このウルトラマンは『ニュージェネレーションヒーローズ(以後ニュージェネ)』と呼ばれているらしいのです。私は気になりました。ニュージェネってなんなんだ、と。Z視聴後もその思いは増すばかりでした。そして私にZをおすすめした友人にこの気持ちを話したら、すっと渡されたものが『ウルトラマンX』と『ウルトラマンオーブ』のBlu-rayディスクでした。私は渡されるがまま、Xとオーブを見ました。これがもうとんでもなくおもしろかったので、流れに乗った私はジードを見ようとしたのですが、ここで問題が発覚しました。

 

ジードってベリアルの息子らしいけど、ベリアルってなに?」と。

 

というわけでニュージェネの勉強の一環として、今更ながら、今まで無視してきたゼロとベリアルに向き合おうと決意しまして、ゼロシリーズを見ることにしたのです。

 

ベリアルやばいです

 この映画について語るなら、まずはこいつです。

Zでもオーブでも名前だけは出ていた今作初登場の悪トラマンにして、一発目からとんでもない衝撃をぶちかましてきたウルトラマンベリアル!!!

 

お前、強すぎるだろ!!!

 

いきなり光の国のウルトラマンたちと戦ったかと思うと、かつて私がテレビの前で応援していたウルトラマンたちをバッサバッサとなぎ倒す。ベリアル対20人くらい(適当な目算)のウルトラマンの圧倒的多勢に無勢を物ともせずにボッコボコ。さらにはブラザーズマントを背負うもはやレジェンドのウルトラ6兄弟もボッコボコ。僕にとって最強ウルトラマンだったゾフィーのM87光線をいとも簡単にギガバトルナイザー振り回して弾いてしまうし、我らが父さん、ウルトラの父もやられちゃうし、ウルトラの母も容赦無くやられちゃうしで強すぎやないかーいとびっくり仰天しました。

しかもそのままプラズマスパーク奪って光の国を氷漬けにしちゃうし・・・

たった一人で光の国を滅ぼしかけたベリアルって最強じゃないですか・・・

ウルトラマンZのベリアロクやギャラクシーファイト2のベリアル(アーリースタイル)しか知らない私はここまで強いとは思っていなかったです。完全になめていました。

ベリアルさん、今までなめてて御免なさい。

 

ウルトラマンゼロは本当にかっこいい

 

今作のゼロはとにかく若い!!

 

その若さから力を欲したり、自分の能力に自惚れていたりと青臭さ満載でした。Xやオーブに出てくるニュージェネで出てくる先輩的なゼロと違ってまだまだ未熟で、「ゼロって昔はこんな様子だったんだ」と新鮮でした。

 

そんなゼロがレオとの厳しい修行の中でウルトラ戦士としての自覚を手に入れて、みんなを守るためにベリアルと戦うバトルシーンはアチアチがとどまるところを知りません!!

 

序盤のベリアルvsウルトラマンたちの戦闘と対比するかのようなゼロvs怪獣軍団の戦闘。

 

アイスラッガーを彷彿とさせるゼロスラッガーを巧みに操り怪獣たちをザクザクと切り裂き、セブンの代表的な技とそっくりなエメリウムスラッシュやワイドゼロショットで一網打尽。

かっこよすぎる!!と言うかお前も強すぎやないかーい!!

あのゼットンとかタイラントバードン、ベロクロン、テンペラー星人などなど数多の強敵を寄せ付けないゼロ様って何者ですか?強すぎるぜ・・・

そして怪獣たちをなぎ倒したら満を持しての登場、ベリアルさん。これも圧倒的にボコボコにしてしまうゼロさん。君、レオとの修行で強くなりすぎじゃないか?これが壊すためではなく、守るために戦うというウルトラ戦士の強さなのでしょう。

ゼロがただのウルトラマンからウルトラ戦士へと昇華する、そんな子供が大人になるようなエピソードをこの目で切れて本当に感無量でした。ゼロさん、好きです。

 

懐かしい!懐かしい!懐かしい!

この映画で興奮した要素は新登場ウルトラマンだけに限りません!!

 

なんと昔懐かしいウルトラマンも脇役なんかじゃなくほぼメインで登場するんですよ!!!しかもね、それがね、この映画の懐トラマンはメビウスだったんですよ・・・・・・

 

もうですね、ヒビノミライが出てきたときなんておじさん目から涙を垂れ流しました・・・見てるか、15年前のGUNDAMAN・・・15年後のお前はメビウスでオイオイ泣いてしまう大人になってるぞ・・・

しかもそれだけじゃないんですよね・・・ハヤタとダンが出てくるんです・・・しかも当時演じられていた方ご本人なんですよね。これはとんでもないことですよ・・・このお二人が出演されるのは、15年前のメビウスでしか私は見たことがありません。懐かしいを通り越して口をぽかんと開けて放心状態になってしまいました。

でも不思議ですよね・・・私がこの二人を見たのなんて15年前の2、3回のはずなのにここまで鮮明に顔を覚えているなんて・・・遺伝子レベルで記憶するとはこのことなのかもしれません。

 

この3名が出てきただけで感情を吹き飛ばされた私にとどめの一撃が襲ってきました。

 

はい、そうです!!変身シーンです!!!

 

もちろんですね、私も人間体で出てきたから変身していただけるのかな、と期待してはいました。私も大人になりある程度展開の予想もできるようになったので、変身シーンくるのかな、と思ってしまっていたわけです。ですがね、いくら予想をしていたとしても、実際に変身されてしまうとそれはもうダメなわけであります。変身シーンを見ているとあの頃の色々な思い出がフラッシュバック・・・麗和になっても彼らの変身を見れる、そんな星の元に生まれたことに感謝しかありません。

変身についてとやかく感想書くのは野暮ですよね。とにかくありがとうございました。余談ですが私はセブンの変身が好きです。

 

その他色々

最後にざっと思ったことをメモ代わりの箇条書きに。

・あの地球人のレイさんを知らなさすぎて反省です。

・ダイナも出てきてくれて最高でした。

杉浦太陽(私の最も好きなウルトラマンのコスモスに変身するムサシ)さんがちょこっと出演されてて嬉しかったですが、コスモスが出てこなかったのは寂しいです。

・今まではウルトラマン図鑑でしか見たことなかったキングを、初めて映像で見れて興奮しました。

・Xのゴモラの技って大怪獣バトルの超真空波からきてますか?

・ゼロ初登場シーンでゼロの顔をプロテクターで隠していたのはびっくりでした。

・何気に初めてウルトラマン誕生秘話を聞いて驚きました。

 

最後に

ニュージェネ初心者の感想はいかがだったでしょうか。ようやくゼロやベリアルに関わる初めの一歩を踏み出せたことに喜びしかありません。まだまだ多くの未視聴作品が残っておりますので、これからの人生が楽しみでならないGUNDAMANであります。

 

では次回の更新でお会いしましょう!!

 

GUNDA"MAN"始動、トリガーに興奮するオタク

               今から15年ほど前

 

少年GUNDAMAN「ママ、パパ!誕生日はティガの人形がいい!!」

 

ママ「ティガは去年買わなかったけ?」

 

少年GUNDAMAN「今年欲しいのはタイプが違うティガなんだ!」

 

また別の日

パパ「ティガのDVD借りてきたぞ〜」

 

またまた別の日

少年GUNDAMAN「にいに!ウルトラマンファイティングエボリューションリバースやろう!!俺はティガ使う!!」

 

               そして現在

 

はい、皆さんこんにちは!!GUNDAMANです!!

いやあついに始まりました、ウルトラマントリガー!!!!リアタイでは見ることができなかったので、You Tubeにアップされているものを日曜日に見たのですが、本当に面白かったですね!!思わず大きい声で唸ってしまうほどの面白さ!!大人になってウルトラマンを見てこんなに盛り上がっているなんて、小学生の頃の私は思ってもいませんでしたね。

 

そんなこんなで今回は日本全国で巻き起こっているトリガームードについて行くべく、トリガーの第一話を僕の思い出とともに振り返ろうと思います!!特に考察はするつもりはありません!!ただただ思ってことを喋ります!!

ブログなんてオタクの感情を吐き出す場だもん!!許してほしい!!

 

まず私から言いたいことがある!!!

 

 

ありがとう!!!作ってくれて!!!

 

 

おもしろい!!!かっこいい!!!続きが気になる!!!の三拍子が見事に揃っていました!!最高です!!!ありがとうございます!!!

 

 

 てんこ盛りなバトル

関係者様に多大な感謝をしたところで、細かい感想をさせてもらいます。

 

まずは圧巻のバトルシーン!!

 

最初のトリガーVSゴルバーのカメラワークが神がかっています!!これがどれだけ素晴らしいかは言葉では言い表せないので、ウルトラマンに興味のない人にも一度は見てほしいです。見ればわかります!!トリガーの側転に合わせたカメラの動き、足元の撮影など、一体どんな風に撮影したのでしょうか。気になりますね〜。飛び散る石だっり、CGとかけ合わせての演出だとは思いますが、あまりにすごすぎて、どこからどこまでがCGなのか、全然わかりませんでした!!(笑)大人たちの強いこだわりを感じました。絶対撮影中いきいきしてたんだろうなあ・・・

 

バトルシーンではもう一点。それはトリガーが泥だらけになるシーンです。何気に私の記憶ではあそこまで泥だらけになるウルトラマンは初めて見たと思います。ウルトラマンって“光”の巨人のはずなのに、1話から泥だらけにして汚すなんて本当に衝撃的でした。あのカルミラの執拗にトリガーを泥に押し付ける演出からも、カルミラのトリガーに向けた恨みや“光“への憎しみがわかりますね。全く『妖麗』の名前を関するのになんて容赦のない・・・子供が見たら性癖がゆがむこと間違いなしですね、うん。

 

懐かしさMAXのラスト

1話で最も興奮したのは間違いなくここです!

ラストのゼペリオン光線!!えぐい!!かっちょいい!!PS2のゲーム『ウルトラマンFighting Evolution Rebirth』の頃からこの技はかっこいいと思っていましたが、まさかこれを、麗和になったいま、リアルタイムで見ることができるなんて・・・一晩明けた今も興奮が止みません!!あの技のエフェクトを考えて人って何者なんですか・・・本当にありがとう・・・私は最初はトリガーってサークルアームズ持ってるしどうするんだろう、とかオーブカリバーみたいに技出すんかな、とか思ったりしましたが、まさかの地面突き刺し!!これもかっけえな!!最高です!!!

 

そしてゼペリオン光線からの〜〜〜怪獣の爆発!!

(ここから唐突な自分語り)私にとって昨年のウルトラマンZがメビウス以来のウルトラマンの視聴でした。そしてその後友人のお勧めもあり同じ監督作品であるXとオーブを見たのですがこれらの作品で思っていたのは「あれ、怪獣って爆散しないんか?」ってことです。(面白いかどうかで聞かれればこの3作は文句なしに面白かったです!ただ怪獣の倒し方だけが気になっただけです。)メビウスの頃から私も成長し、これも大人の事情というやつなのかと「もう二度と粉々になる怪獣は見ることはない」諦めていた矢先!!トリガーでのまさかまさかの大爆散!!これはダメです!!私史上、何かが爆発してここまで喜んだことはありません!!懐かしすぎて私も粉々になりました。

 

 曲の挿入タイミングも良い

私にはウルトラマンを再び見るきっかけをくれたウルトラマン大好き友人がいるのですが、その友人ははよく「坂本監督は曲の入れるタイミングとアクションの演出が天才なんだよ」と言っていました。確かにギャラファイ2を見ていると、懐かしい曲を見事なタイミングで入れてくるので、この監督はすごいな、と素人目でも感動しました。

 

ではここで問題です、トリガーの監督は誰でしょうか?

 

 

答えは簡単、そうです、坂本監督なんです。

 

 

そしてトリガー1話を振り返って見ましょう。アクションは先ほど述べた通りの素晴らしさ!!

では主題歌「Trigger」が流れたタイミングはいつだったでしょうか、そうサークルアームズを取り出した時なんですよね!!僕だったらここではなく初登場時に流してしまいそうなものですが、そうじゃないんですよ。バトルのラストに合わせるという理由もあると思いますが、主題歌の曲名にあるようにサークルアームズも合わせてトリガーなんだぞ、という主張を感じましたね。あとこの主題歌の「Trigger」、めちゃくちゃにかっこいいです!!ありがとうございます!!

ティガ要素も盛り盛り

あとは要所要所のティガリスペクトがたまりませんな!!

ゴルバーはティガ1話で出てくるゴルザとメルバの合体だし、ケンゴが光になってカラータイマーに入って変身するのもティガと一緒だし、もちろんトリガーは古代の巨人というのもティガと同じだしで、ティガファンは見ていたときは歓喜していたのではないでしょうか(他にもティガ要素はあると思いますので、ぜひ無知な私に教えてください!)。

 

気になるポイント

でもここまで同じだと逆にいくつか気になりますね。1つは古代遺跡の形。ピラミッド型ではなく“逆”ピラミッド型なのは何か関係があるのでしょうか。あとはトリガーの石像の姿勢も気になります。立て膝をつきこちらに向く姿勢。う〜む、深読みオタクことGUNDAMANには何かを守っているとも思えなくもないぞ・・・知らないですけど。そして、あのシズマ会長は何者なんでしょうか・・・トリガーについてなんか知ってそうだし、怪獣も詳しいし、ただの偉いおっちゃんではなさそうですね。そしてそもそもトリガーの世界線はどこなのでしょうか。ティガと同じ世界線??それとも最近巷で話題のティガの並行同位体??もしそうなら自己紹介戦士ことキンピカが出てくる?ウルトラマンもまだまだ勉強不足なので難しいですね。

 

結局何が言いたいかというと・・・

うむ、やっぱり第1話だけだと流石に何もわかりません!!

 

とりあえずまとめると、1話を見た時点で、トリガー最高!!ってことです!!

ケンゴの持つ花が咲く頃には「みんなを笑顔に」できているのか、今後の展開が気になりますね。

みなさん!!今ではなんと、時代が進んでウルトラマンYouTubeで見れるようになりました。あの時ティガを見ていた先輩方も、ティガ知らないけどウルトラマンは見たことがある君も、ウルトラマンを見たことない少年も!ぜひアチアチのトリガーを一緒に楽しみましょう!!せーの、スマイル♪スマイル♪

気になった方はこちらをチェック!!

ウルトラマントリガー公式サイト | テレビ東京系にて毎週土曜あさ9時より好評放送中 見逃し配信も実施中

 

 

ガンダムAGE アセム編感想

第三話 スーパーパイロット

 

みなさん、こんにちは!!

 

GUNDAMANです!!!

 

閃光のハサウェイの感想を挟んでしまいましたが、今回はあまりにもアツアツ展開のガンダムAGEセムの感想です。機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDENに関わるシーンが多く、MOEを見ていた時は「ほえ〜、なんじゃこりゃ〜」って感じだった場面でも、AGE本編では涙は流すし鼻水も垂らすしで人に見せられる姿ではなくなってしまうほどの最高傑作だったと思います。今回はそのアセム編の中でも特に好きな4つのポイントを書いていこうと思います。

 

あらすじ紹介

はじめに、ガンダムAGE4パートの中の2つ目、アセム編のあらすじを紹介しておきます。

 

フリットの息子、アセム・アスノ
彼は父からガンダムを受け継ぎ、強大な敵、ヴェイガンに立ち向かう。
激しさを増す戦いの中で、若者達の友情は、命は、儚く消えゆくのか?
急展開するガンダム大河ストーリー第2章

ヴェイガン
それは、移住計画の失敗によって
火星圏に取り残された人々がつくり出した、新たなる国家だった
過酷な環境で生きることを強いられた者たちは
地球』という楽園を取り戻すため
大いなる計画を企てたのだ。

A.G.140年―
25年という時が流れ、新たな世代へとガンダムは受け継がれていく。
地球連邦と、かつてUEと呼ばれた『ヴェイガン』との戦争は、終わることなく未だ続いていた。連邦軍司令官であるフリット・アスノは、AGEデバイスを17歳の誕生日を迎えた息子、セムに託す。その後、アセムたちが住んでいるコロニー・トルディアはヴェイガンの攻撃を受けてしまう。アセムはヴェイガンから、コロニーの人々を守るため、隠されたガンダムを起動する。

セムの学校に転入してくる謎多き青年、ゼハート・ガレット
彼との出会いがアセムの運命にもたらすものとは・・・。

A.G.141年―
やがて、学園生活を終えたアセムは、地球連邦軍へと入隊する。
そして、アセムは、新たなるガンダムAGE-2』に乗り込んで戦いへと赴く。

www.gundam-age.net

 

 アチアチポイント① アセムという男

早速、注目していただきたいのは、セムフリットの息子だというところです。もうアツい!!「これでアツいならお前ガンダムAGE全部アツいだろ」と思ったそこのあなた。その通り!!主人公が親から子へ移っていく、まさにage(時代)の名に恥じないこの作品は基本的には全部アツがいんですよ!!ですが、その中でも私が「アセム編が一番アツい!」と思っているのには特別なわけがあります。それは、セムだけがXラウンダー能力を持っていない、という点です。父であるフリットや、アセムの息子であるキオにはあるのに、アセムだけが持たずして生まれたのです。Xラウンダーの力を天からの授かり物とするなら、アセムはそれをもらえなかった凡人、という位置付けになる訳です。

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アセム・アスノ

セム編の物語は常にこの才能がないというアセムの苦悩がつきまといながら進行します。父フリットから敵(ヴェイガン)の抹殺を期待され続け、周りの人からは英雄フリットの息子というフィルターで見られ続ける。それなのに自分には父のようなXラウンダーとしての力はなく、あくまで普通の人という枠を抜け出せない。そんな周囲の期待と異なる自分に焦りを抱えているのがこのアセムという人間なのです。このアセムの苦悩を端的に表した話がガンダムAGE第25話『恐怖のミューセル』。敵であるヴェイガンから奪取した“人を無理やりXラウンダーにするアイテム”を仲間の制止を振りのけ装着し、戦闘に参加するシーン。Xラウンダーに対する嫉妬やはやくパイロットとして父に追いつかなければという焦りからガンダムに乗るところは、やはり精神面ではまだまだ未熟な、年相応な少年という印象を与えてくれました。

セムという一人の少年をしっかり描写してくれた個人的に好きな話です。 

アチアチポイント② ゼハート・ガレット

実は、少年アセムの焦りを生み出しているのは父フリットの存在だけではありませんでした。

そう、その男こそ、アセムの永遠のライバルであるゼハート・ガレットです!!古来よりナルトにはサスケ悟空にはベジータアムロにはシャアと言ったように魂を揺さぶる激アツ作品にはライバルキャラが不可欠であるとされてきました。かの孔子先生も「流石にアセムとゼハートはアチいアルヨ」と弟子に言ったとか言わなかったとか。そんなわけでこのアセムのライバルであるゼハートの登場は、王道中の王道を歩む激アツ展開になることが予想されたわけです。

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ゼハート・ガレット

そんな期待を抱えて臨んだ本編。一体全体なんなんだこれは。最初はスパイとしてアセムに近づくゼハート。そこから芽生える本物の友情。しかし運命に巻き込まれ敵として対峙してしまう二人。何度も戦場でぶつかり、Xラウンダーであるゼハートに戦闘面での差を見せつけられるアセム。だけど最後には大勢の人を救うべく協力し、笑い合う。THE 王道を追求したようなライバル関係。これに魂を持っていかれない男がいますか?僕は全て宇宙に持ってかれていました。変にアレンジを加えない素直なライバル関係を描いた関係者の方に大きな拍手を送らせていただきたいです。

 

アチアチポイント③  我らが隊長、白き狼ことウルフ・エニアクル

そして、個人的にアセム編を語る上でどうしてもどうしても外せないのがゼハートの他にもう一人。アセムを導き、アセムの所属する隊を率いる長としてフリット編から連続登場し、その頼れる姿で僕の愛を爆発させた漢。そう、ウルフ・エニアクルです!!!

 

まずその容姿。フリットもミレースさんもそうですがフリット編から年月が経ち皆さん歳をとっているわけですが、おまっ、ダンディすぎるやろ!!フリット編のやんちゃ青年の面影は残しつつも、立派なヒゲを生やしておっちゃん感が強くなっています。私自身ダンディなおっちゃんが三度の飯と同じくらい好きなので、まさにドストライクな見た目へと変貌していました。白いあご髭がクールすぎるよ、ウルフ隊長…

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歳をとったウルフ隊長。カッコ良すぎます。

 

私がウルフを漢として尊敬し、アセム編どころか『ガンダムAGE』全体でももっとも好きなキャラの一人として挙げるのは、もちろん容姿だけではありません。その隊長っぷりが最高にかっこいいのです。ゼハートがライバル的存在であるなら、ウルフ隊長は王道をゆく師匠的存在と考えられます。古来よりナルトには自来也、ルフィにはレイリー、緑谷にはオールマイトといったように(以下略)。

作中でのウルフはアセムの理解者としての立場にいるのかな、と感じました。ウルフはXラウンダーではなく、ただ優秀なモビルスーツパイロットです。このことは非常にアセムと似ています。アセムも自分がXラウンダーでありませんが、それ以外のモビルスーツでの戦闘センスはピカイチです。しかし、ウルフと違うのは、父であるフリットやライバルのゼハートがXラウンダーであることが理由で自分の持つ力を信じられていないことです。その自分への自信のなさがアセム編の醍醐味であることは先に述べたとおりですが、そんなアセムの悩みを断ち切った言葉が、第25話『恐怖のミューセル』でウルフが言った「たとえ優れた能力を持っていたとしても心が弱くて腐っていたんじゃ意味がない、ここ(心)が強い奴が最後に勝つんだです。この言葉とそれを聞くアセムの反応が本当に好きです。アセムを一人の優秀なパイロットと見て真摯に向き合うウルフ。そんなウルフの心からの言葉に涙を浮かべ感謝するアセム。このシーンだけでも二人の間にある父と子にも近いような師弟関係が見て取れると思います。実はこの25話の会話シーンはアセム編の終盤につながる超重要シーンなのですが、それはぜひ自分の目でご確認ください。そして一緒に〇〇〇〇パイロットになりましょう!

 

アチアチポイント④ しっかり描かれる一般パイロット

さて、ここまでの内容だと、主要キャラがメインに描かれ、それ以外の普通の戦闘員、いわゆるモブはあまり描かれていないのではないか、と思いませんか?本当に個人的な話ですが、私ことGUNDAMANは去年に成人を迎えてから不思議と考え方が変わりまして、鬼滅の刃や呪術廻戦などの最近流行りの漫画を読んでいるときに、「多分私はこの世界線に行ったら訳もわからず殺されるようなモブに過ぎないだろうなあ」と感じるようになってしまったのです。やっぱり私は主人公にはなれないでモブなんだろうな、と思うようになりました。そんな自分は大したことないなと思い始めた私にとって、主人公書くだけでなく特徴のない一般兵がしっかりと描かれているガンダムAGEはとても共感できる部分が多いのです。そのガンダムAGE全般の中でもアセム編は特に良いモブがいるのです!!!

 

その人物が、このオブライトさんです。当然Xラウンダーでもなければ抜群にセンスがあるわけでもない。ただのパイロットなのですが、この人に関わるエピソードがめちゃめちゃに良い。この人の話はキオ編に関わってもくるので、ここまでにしますが、気になった方はぜひ自分の目でオブライトさんのストーリーをチェックしてください!!

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みんな大好きオブライトさん

 

最後に

さて、ここまでお付き合いしていただきありがとうございました。

今回実は色々と書いていたのですが内容が多くなりすぎてしまいそれを修正しているうちに、かなり簡潔になってしまいました。正直、私の熱量がしっかり文章に起こせていない感が否めないです。もしそれでも、少しでも興味を持ってくださった方はぜひ見ていただき一緒に感想とかを言い合える日がくると嬉しいです!!!

 

ではみなさん、読んでいただきありがとうございました!!!また会いましょう!!!

 

 

 

 

完全初心者 ハサウェイ感想

特別話 閃光のハサウェイ

 

みなさん、お久しぶりです!

 

GUNDAMANです!

 

最新の更新からなんと1ヶ月。一番好きなAGEアセム編の感想を言いたい!と言ってから放置に放置を重ねてこんなにも月日がたってしまいました。申し訳ありません。

 

ということで、今回はガンダムAGEセム編の感想を・・・と言いたいところですが!

 

突然ですが、このブログを更新をしていない間、私は何をやっていたかと言いますと、実はガンダムを見ていました。AGEを見終わってからというもの、閃光のハサウェイ公開延期を知り「いまがチャンスだ!」と言わんばかりに、初代ガンダムZガンダムをアニメ版でコツコツ見ていたわけです。そしてつい先日の6月23日。Zガンダムを見終わり、(ZZは放置し)「逆襲のシャア」を見たわけです。つまり、閃光のハサウェイに向けた最低限の支度は整え終わったわけです。そして、6月25日、『閃光のハサウェイ』を見にいってしまいました!!!

 

はい!ですので今回は、鉄は熱いうちに打て、『閃光のハサウェイ』を見ていて感じた3つの衝撃について書いて行こうと思います!(AGE、初代、Z、逆シャアの感想は後々書いて行こうと思いますので許してください。)

 

 衝撃① とんでもない真実

予想していた展開

まず、私にとっての閃光のハサウェイについて事前に知っていたことについてまとめます。

 

  • 冒頭15分(ハサウェイが名前を言うシーンまで)
  • 原作は小説(内容はもちろん、巻数も知らない)
  • 主人公はハサウェイ(初代やZ、逆シャアで出てくるブライトさんの子供)

 

の3点になります。それ以外は全く知りませんでした。映画を観るまで、この映画一回で完結すると思っていたので映画の最後は「続きあるんかーい」、と心の中でツッコミを入れてしまいました。しかし、今後も生きる希望を得たという意味では神様仏様と言ったところでありますね。

そんなこんなで、ほとんど何も知らなかった僕は『閃光のハサウェイ』の展開をこう分析していました。

 

逆シャア;ハサウェイモビルスーツに乗ってた

 

ハサウェイ冒頭15分:敵テロリスト団体の名前はマフティー・ナビーユ・エリン

 

⇨ハサウェイがガンダムに乗って、仲間になった大佐と共にテロリストと戦い地球を守る!!

 

本気でこうだと思っていて、なんの疑いも持っていなかったわけであります。ですので映画の前半で本作のヒロイン、ギギがハサウェイに「あなたマフティーでしょ」とか言ってるのを聞いて、「こいつ何言ってんだ?頭おかしいのか?」と思っていたわけです。しかし、実際は私の予想は全くの検討はずれでギギが正しく、ハサウェイ=マフティだったのです。そんなわけで、ハサウェイ=マフティーだとわかった時の衝撃は相当なものでした。というか衝撃すぎて全然ハサウェイ=マフティーだと信じられませんでした。いつ認めたかというと船でハサウェイが仲間に回収されたときです。散歩と称してホテルの外で仲間と話している時も、ホテルのベッドで「例外を作ってはダメなんだ」と言っている時も、ホテルを襲うモビルスーツパイロットが「逃げていてくれよ、ハサウェイ」と言っている時も私はまだ信じられていなかったのです。オールドタイプにもほどがあります。ようやくハサウェイがテロリストのボス、マフティ・ナビーユ・エリンだと認めるようになった頃には、ハサウェイがガンダムに乗り込み、ペーネロペーや他のモビルスーツと戦うシーンに入っていました。そして、その戦闘シーン含め、モビルスーツ同士の激アツバトルを見て雷に打たれたような衝撃を受けたのです。

 

衝撃② 綺麗すぎる映像、かっこよすぎるガンダム

 

そう、2つ目の衝撃は、映像の美しさです。おいおいお前はいつの人間だよ、と言われそうですが、仕方ありません。かれこれ1ヶ月以上かけて初代ガンダム43話、Zガンダム50話、逆襲のシャアを見ていた私にとって、ハサウェイの映像は20年後にタイムスリップしたようなものでした。(昔のガンダムの絵柄も味があってとても僕は好きです。)

ガンダム、、、お前、かっけえよ

何と言ってもモビルスーツ!!CG技術をふんだんに使ったメカメカしいボディ。やっぱりCGだと機械の本来持つ硬質感や金属感が直接伝わってきてガンダムをよりロボットとしてみることが出来るなあと感じました(小並感)。あとはヌルヌル動く、あの機動性の演出がすごい!!先ほど機械の硬質感という話をしましたが、あの動きからはなぜか金属が持たないはずの謎の柔らかさも感じるのです。もしかしたらモビルスーツって未知の金属とかでできてたりするのでしょうか?さらに感動したのがその俊敏なモビルスーツの動きに合わせて変化するコックピットからの視点です!パイロット目線からの映像がただのアニメではなくCG映像になると、外の建物や海、空がリアルになるし、それがモビルスーツの動きと連動して細かに変わるものだから、月並みな表現ですが本当にガンダムに乗ってるような感覚に陥りました。それがあの大画面の映画館で見られる、この時代に生まれて本当によかったです。

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クスィーガンダム

 

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ペーネロペー

美しい光の演出、細かいこだわり

ビームライフルビームサーベルなどのガンダムではお馴染みの武器が、時代とともにこうも美しく描かれるようになるなど誰が予想したのでしょう。ビームサーベル同士のつばぜり合いで飛び散る火花や、その火花が草木に引火するところなどわざわざ芸が細かい!!それにその演出からビームサーベルがただの光ではなく火のように熱いものだと、さりげなく伝えているんです。スタッフのこだわりが垣間見える個人的に好きなシーンの一つでした。

 

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個人的に好きなシーン

 衝撃③ エッッッッッチだ......

 技術の発展で描写が繊細になったのはモビルスーツだけではありません。人に関してもとんでもなく進化してました。

みなさん、エッッッッッッッチなのです。

そう、Hです。エロティックです。エロスなんです。ヒロインのギギだけでなく、マフティ側の女性も、最初の飛行機に乗るCAも、ホテルでエレベーターに同乗しただけのただのモブだと思われる女性もなぜかえっち。色々なシーンで妙に唇と足をどアップで映すし、胸元なんてわざわざアップで見せたりあえて引いて見せたりとこちらを毎度毎度興奮させてきています。それに絵ではなく、声もエロい!CVは『アイドルマスター ミリオンライブ』高坂海美役で個人的に有名な上田麗奈さん。耳元での囁きボイスにはドキがムネムネしてしまいました。

 

そしてこのエロティックは女性陣だけではありません。男性陣もなぜかエロいのです。ケネス大佐なんてまさにその筆頭ですよね。よくキレる頭脳に反して湧き出るだめおっさん感。女性を口説くときの言葉のチョイスがまたとても良い…そして、CVは最近では『呪術廻戦』両面宿儺役、私にとっては『Fate』アーチャー、エミヤ役でお馴染みの諏訪部順一。この声でその顔でその言い回しは、反則であります。さらにはマフティ側のガウマン役にはあのダンディな姿にふさわしい我らが283プロ社長も演じるツダケンこと津田健次郎。さらに主人公を務めるは『文豪ストレイドッグス芥川龍之介や『黒子のバスケ黒子テツヤ役を務めた爽やかなイケボが興奮を誘う小野賢章さん。もうみんな声だけでご飯一杯、言葉選びでもう一杯、映像でさらに三杯はどんぶり飯が食べられます。

これ以外にもまだまだ語り足りない「えっっっt!!」なシーンがたくさんありました。うむ、製作者様の心意気と覚悟、しかと受け止めました。ごちそうさまでした。

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美しいギギに私の愛するおっさんs

 

 終わりに

さてさてみなさんいかがだったでしょうか。最後はオタクの一人語りでしたが、見た人ならこうなってしまうのもわかっていただけるのではないでしょうか。映像に圧倒されていたことや、続編があるということもあり内容はわかっていませんが、素直に映画が終わった後見てよかったと思えました。(余談ですが終わった後、公式HPを見てみると「しかし、ハサウェイこそが、その閣僚たちの暗殺を行う、反地球連邦政府運動マフティーのリーダー、マフティー・ナビーユ・エリンであった。」との文言が…もしかするとこれを知らずに見た私はレアケースなのかもしれません…)

 

ガンダム知らない人も、チャチャっとファーストガンダムZガンダム逆シャアを見て、ぜひ見に行ってください!!体を撼わす大音量で、ど迫力映像を満喫できる大スクリーンで見れるのは映画館だけですので、ぜひ!!では私も『閃光のハサウェイ』二回目の準備をしに、宇宙に再度飛び立とうと思います!!読んでくださりありがとうございました!!また会いましょう!!

 

画像は全て閃光のハサウェイ公式サイト(以下)から引用

gundam-hathaway.net

 

 

次回『GUNDAMAN』第三話 スーパーパイロット

3つの運命が歴史になる。

 

フリット編好きなキャラ紹介

第二話 みんなが好き

 

みなさん、こんにちは!

 

GUNDAMANです!!

 

今回は、機動戦士ガンダムAGEフリット編好きなキャラ数選ということで、フリット編で出てきた、ボクが個人的に好きなキャラを絞りに絞りまくって3名ほど、語っていこうと思います。

では、さっそく一人目いっていきましょう!!

 

 

映えある一人目を飾るのは、この人。ド派手なオレンジ色の頭髪が目印!!モビルスーツを乗りこなす一般people宇宙代表とはこの人!!

 

ラーガン・ドレイス!!!

 

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このオレンジ頭が目印だ!(http://www.gundam-age.net/character/index_1st.htmlから引用)

というわけで、一人目は、ミスター一般人のラーガンさんです。第一話ではモビルスーツに乗って出てくるも壮絶な出オチを遂げ、マジ?と驚愕したのはいい思い出ですが、戦う人たちの中ではもっとも人間らしく、一番親近感を覚えました。そんな人間らしさは、仲間の女性に片想いする描写や、その女性の意中の相手(本当にそうかどうかは一考の余地あり)に嫉妬のような感情を抱くシーンからも、伺えますね。ボクには実際の戦場での人の精神状態などは想像することしかできませんが、命の奪い合いをしている中でもラーガンのようにたとえ何か特別な才能があるわけではなくても人間らしさを失わずに戦い続けていられることは、誰もが認める”強さ”と言えるのではないかと思えてなりません。

こと戦いという場において、ラーガンは他の仲間たちのように決して天才ではなかったんですよね。フリットのようにXラウンダー(超能力者的なもの)でもなければ、ウルフ(三人目に語ります)のようにモビルスーツの扱いが天才的にうまいわけでもない。多分戦場で戦っているのはラーガンのように特別な才能なんて持っていない人がほとんどなのでしょう。そんな言ってしまえばモブ的な立場の人を描いてくれたガンダムAGEには感謝しかありません。胸を張ってくれ、ラーガン。君は、かっこいいぞ。

 

 

 

そして、二人目はこの漢!!AGEを語る上でこいつは外せない!ポケモン??ネタキャラ??そんなことは言わせない!!集中線が似合う男性ナンバー1!!

 

イワーク・ブライア!!!

 

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ナイスバディなイカすガイだぞ!(http://www.gundam-age.net/character/index_1st.htmlから引用)


二人目は、AGEを代表するネタキャラ、イワークさんです。ボクはアニメ視聴時は全く気にしていませんでしたが、全て見終わった後にイワークさんがネタにされておもちゃにされていることを知ったのですが、あの身体つきや謎の集中線演出は、たしかにネタ要素満載ですね。

そんなネタキャライワークさんですが、ボクが好きなところは別にあります。それはネタ性を吹き飛ばすほど強く頼もしいところです。内戦により虐げられている(笑)状況の余裕がないときでも、捨てられた子供を放っておかずに男手一つで育てているその姿に惚れない人はいるでしょうか。そして、そんな子供のために作業用モビルスーツで戦闘用モビルスーツに無謀にも挑む姿にかっこいいなと思わない人はいるでしょうか。ボクは素直にそんな男前なイワークさんに惚れてしまいました。たとえ体がムキムキのギャグ漫画デザインであったとしても。ネットでも公式にもネタ扱いされていたとしても。ボクはかっこいいイワークさんが好きです。

 

 

そして最後の三人目はこの人!ボク的にはフリット編だけではなく。ガンダムAGE全体を通しても一番好きだと言ってもいいほど大好きなキャラクター。キュートなネコミミ(っぽい髪型)がトレードマークの、白を身に纏う頼れる兄貴分!!

 

ウルフ・エニアクル!!!!!

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この白を基調とした中に映えるわずかな赤、痺れるぜ!!(http://www.gundam-age.net/character/index_1st.htmlから引用)


 

 

ウルフ先輩!!!もう大好きです!!!この人しか勝たん!!!かっちょいい!!!結婚してください!!

 

おっとっと、すいません。ボクとしたことが我を忘れてしまいました。

気を取り直して、今回紹介する最後の人はウルフ・エニアクルです。

性格は、戦いを匂いで感じたり、嬉々として戦場に赴いたり、初対面でフリットガンダムを奪おうとしたり、新しいモビルスーツの性能を見せつけたりと子供っぽさ全開です。しかし、ボクの愛するウルフ先輩はそれだけではありません。この人の魅力ははじめに紹介した通り、頼れる兄貴的存在である、ということです。例えば、フリットと二人で敵に囲まれたときにはフリットを助けようと自分が囮になったり、さらには他のクルーの抱える不安に対して厳しいながらもウルフなりの言葉をぶつけたりと、普段の子供っぽさからは感じられない大人なところがほんっとに最高なのです。ギャップ萌えってやつですかね。

そんなウルフ先輩ですが、特にボクの好きなシーンがあるので1つだけ紹介させてください。それは決戦を控え、戦うことに迷っている仲間、ミレースさんにかけた一言。

 

「迷わないやつなんているのか?死ぬかもしれない戦いを前にして。迷う方が人間らしい。そうじゃねえか?」

 

この言葉は、もう何度もモビルスーツに乗り込み、死ぬかもしれない戦いを繰り返してきたウルフだから放てる言葉だと思います。しかもこれを、戦うことに迷いなんて見せていないウルフが言うからこそ、この価値観には信憑性が生まれているのかな、と。多分これはウルフ以外が言っていたら、ここまで心に響くセリフにはなっていないでしょう。さらに、この言葉を答える直前では、ミレースさんをからかっていたのもなんともウルフらしい。ウルフを子供っぽさと大人っぽさの両面を合わせ持つ人間とみるなら、このわずかなシーンに、その2つが現れているようで、ここは本当に好きな場面です。

 

 

以上3名選んで書いて見ましたが、いかがだったでしょうか。

まず、毎度のことながら最後まで読んでいただきありがとうございます。

ウルフ語りだけ非常に長くなってしまいましたが、次のアセム編を語る上でも、どうしても語っておきたかったので、そこは許していただけると幸いです。ガンダムAGEのキャラクターはみなさん魅力的なので、ここで紹介できなかった人は。決して嫌いというわけではないので、いつか紹介したいですね。ぜひ、みなさんも一度作品に目を通して見て好きな人を見つけて見てはいかがでしょうか。

さて、次回の投稿では、セム編の感想を書いていこうと思います。正直、アセム編が一番好きなので気分の昂りから、うまく纏められる自信はこれまで以上にありませんのでお付き合いください!!

 

次回『GUNDAMAN』第三話 スーパーパイロット

3つの運命が歴史になる。

機動戦士ガンダムAGE フリット編感想

第一話 救世主フリット

 

皆さん、こんにちは。GUNDAMANです。

 

さっそく、前回の宣言通り、『機動戦士ガンダムAGE』全49話、見てまいりました!!!

 

いや〜、凄まじかったです。『機動戦士ガンダム AGE MEMORY OF EDEN』が初ガンダムという多分レアキャラのボクでしたが、あの時感じていた置いてけぼり感が嘘のようでした(当たり前ですね)。ボクはいつもご飯を食べながらアニメを見ているのですが、思わず持っていた食器を置き、体育座りしながら、パジャマの膝あたりを涙でグショグショにするレベルで感情移入してしまいました。ああ、思い出すだけで涙が。。。

 

 

 

溢れた涙を拭き終わったところで、今回はこのガンダムAGEの一人目の主人公フリットについて感想をだらだら書いていこうと思います。

 

まずAGEわからないよ〜覚えてないよ〜って方のために、簡単に説明しておくと、機動戦士ガンダムAGEは、全49話4パートに別れています。今回感想を書いていくのは、その第一パート、主人公フリット・アスノ少年の物語になります。

 

さすがにこれだけじゃわからないと思うので、一応あらすじを載せておきます。

 

ガンダムAGEフリット編あらすじスペースコロニーへの移民が始まって数百年が過ぎた宇宙時代
地球圏の覇権をめぐる戦争は終わり、平和な時代が到来するかに思われた。
しかし、その平和は、はかなくも崩れ去った。

A.G.101年-(Advanced Generation)
突如、出現した正体不明の敵『UE(Unknown Enemy=アンノウン・エネミー)』によって、スペースコロニーエンジェル』が攻撃を受け、崩壊した。多くの犠牲を出したこの大惨事は後に『天使の落日』と呼ばれた。その後もUEは地球圏に住む人々を、長きにわたり苦しめることになるのである。

A.G.108年-
UEとの戦いは続き、それまで平和だったスペースコロニーオーヴァン』もまた襲われることになる。そこに住んでいた7歳の少年フリット・アスノは、戦火に巻き込まれ母親を失う。だが、その母の死に際、家に代々伝わるメモリーユニット『AGEデバイス』を託される。そこには、かつて救世主と呼ばれた古代のモビルスーツガンダム』の設計図が入っていた。フリットは母の思いを受け継いで、『ガンダム』をつくりあげる決意をする。

A.G.115年-
14歳となったフリットは、スペースコロニーノーラ』の連邦軍基地アリンストンに引き取られていた。7年間、基地のエンジニア達とともに研究を続けてきた彼は、ついに『ガンダム』を完成させる。ガンダムには、機体を自己進化させる画期的な仕組み『AGEシステム』が搭載されていた。
しかし、ついに、恐れていた時がやって来る…。
UEの魔の手が、平和なコロニー『ノーラ』にまで迫ってきたのだ。
そして今、フリットは自らがつくりあげた『ガンダム』を動かして戦う。
果たして、フリット14年もの間、一度も勝利できなかった恐るべき敵『UE』に打ち勝つことができるのか…?

 

機動戦士ガンダムAGE 公式サイト

から引用

 

 

では、早速感想いっていきましょう! (以下重大ネタバレあり)

 

まずは何と言っても絵柄!!!内容以前に絵柄ですね!!

オープニングで思わずイナズマイレブン??って笑っちゃうほどイナイレです。さすがレベルファイブイナズマイレブンと同じ制作会社)!!小学生の頃に見ていたイナイレを思い出して、みたことないはずのガンダムに謎の親近感が湧きました。この作画に関しては賛否あるそうですが、ガンダムもかっこよかったし女の子キャラもみんなかわいいし、ボクは好きでした。ちょっと笑ってしまいますが。

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思わす笑ってしまったディケ少年(http://www.gundam-age.net/character/1st_005.htmlから)

 

作画の話はここまでにして、内容についてですが、まず思ったことは

 

こわっ!!!

 

です。そうなんです、UE(Unknown Enemyの略、敵集団のこと)が、UEが本当に怖い!!!こういう戦争を描いた作品って敵も人間で、事情があってそれが語られるのが普通だと思ってたんです。が!!このフリット編では終盤になるまでUEの正体がなんなのか全くわからないんですよね。

出てくるUEは戦闘員だけじゃなく一般人も街と一緒に灰にしてしまうような情のかけらもない奴らだし、モビルスーツから発しているあのピコココ機械音が不気味で不気味で、齢20を迎えたボクですら震えるほどです。これで、AGEは「子供向けに作られた」、なんて冗談きついぜ、まったく。。。こんなこわい敵出てきたら、かわいい子供たちは夜一人でトイレに行けませんよ・・・・

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UEモビルスーツ、不気味がここからも伝わってきます(http://www.gundam-age.net/story/index.htmlから)


 

でもこんな怖さがUEにあったからこそ際立ったのが、連邦軍(味方)の人間味です!!復讐に駆られる男や、戦う幼馴染を心配する女の子、本能のままに戦いを求める青年や、恐怖に売る絵ながらも戦う覚悟をする強い女性、そして、両親や育ての親を失くしながらも救世主になろうとする主人公フリット。もう誰をとっても本が一冊かけるほどみなさんが魅力的なんです!!ガンダムは人間ドラマだから!!」、いつぞやか友人が言っていた言葉を思い出しました。うん、この人たちはみんな“生きている“人間なんだなって。ガンダムは確かに人を描いていました。だからこそ、ボクは感情移入してしまって涙をボロボロ流してしまったんですよね。

 

人間味の話をする上で欠かせないのは、主人公フリットが恋した少女が亡くなるAGEの中でも最高クラスの名シーン(14話)。その時敵に放った、

 

「命はおもちゃじゃないんだぞ!!」

 

があまりにも重い。この言葉を聞くためにこれまでの話があったと思えるほど、この戦闘シーンはフリットが詰まっていると思います。この時のフリットには、大事な人を失った悲しみや、敵にも自分にも向けた怒り、さらにそこまで憎しみにかられながらも敵にとどめはさせなかった優しさなどなど、たくさんの感情が込められていました。ここについて、語り始めるとキリがないので、またの機会で書いて行こうと思います。気になった方はぜひ自分の目で見てみてください。

 

 

ここまでと少し話は変わりますが、最後に、一番言いたかったことを言います!!

 

 

 

 

 

ロボットの戦いって、かっこよくね??

 

 

 

これがいちばん言いたかったです。はい、かっこいいんですよ。ガシャガシャドンパチが。たまらなく、ね。ボクは今まで「血湧き肉踊ってこその闘いだ!!」的な考えを持っていたのですが、ロボットが壊れて爆発する、激しくビームやミサイルが飛び交う、そんな戦いもめちゃめちゃ燃えることに気づいてしまいました。ガンダム?ロボットが戦うんでしょ??なんかタイプじゃないんだよね」とかほざいていた1ヶ月前の自分をドッズライフルで貫きたい気分です。文句なしにカッコよかったです、ありがとうございました(ナゾのお礼)。なんなんでしょうか。やっぱり男の子のDNAには、ロボットを好きになるよう先祖代々組み込まれているのでしょうか。大人でも子供でも、ただただバトルシーンで心踊らせることができる。それが長い間愛され続けているガンダムの魅力なのかもしれませんね。初めてのガンダムですが、そう強く感じました。

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敵も味方もモビルスーツはかっこいいし美しい(http://www.gundam-age.net/ms/index_1st.html

 

さてさて、こんな風に雑に感想を書いてみたわけですが、いかがだったでしょうか。ガンダムの沼に足の指先つけただけで、ボクの中に眠っていたあついロボット魂が呼び起こされてしまってこの先どうなってしまうのか、ズブズブと落ちて言ってしまうのか、良い意味で不安です。

さて、次回の更新ですがどうしても、ボクの好きなキャラについて語りたい!語らなければ気が済まない!ということでガンダム初心者GUNDAMANが選ぶ『機動戦士ガンダムAGE フリット編』に出てくるキャラ数名を勝手にピックアップして、好きなところをただただ書いていこうと思います!

ボクはみんなが好きないわゆる箱推しというやつですが、さすがに全員描いて行くと一生かかっても書ききらないので、その中から数名だけ選んで、書いてしまおうと思います。

 

最後に、ここまで読んでくださりありがとうございます!!まだまだ未熟な文章ではありますが、今回よりも次回、次回よりもまたその次回とどんどん読みやすくしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします!!

 

次回 『GUNDAMAN』第二話 みんなが好き。3つの運命が歴史になる。

 

プロローグ

時は少しさかのぼり、

 

R3年4月某日某動画配信アプリで、某アニメの外伝的なものが配信されました。

 

勘の良すぎる人ならボクのニックネームとこの一文でお気づきでしょう。

 

それは・・・・・・

 

 

 

機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN

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機動戦士ガンダム AGE MEMORY OF EDEN (http://www.gundam-age.net/memory_of_eden/index.htmlから引用)

 

 

です!!!!

 

恥ずかしながら、不肖わたくし、20年という人生においてガンダムを見たのはこれが初めてでありました。

 

振り返れば、テレビのパチンコCMから流れてくる「アムロ、行っきまーす!!」を聞いてはパチンコの人か?と思っていた幼少期。そして、ようやく機械に乗ってガチャガチャ戦うと知り、機械の戦いは燃えないなと感じていた中高の時期。そして友人からのガンダムは人間ドラマでもあるんだという熱烈な誘いを鼻で笑い一蹴した10代最後の時期。

 

これほどまで見る要因に囲まれながらも無視し続けたボクがなんの因果か、見ることになった『機動戦士ガンダム AGE MEMORY OF EDEN』(以下MOE)。

 

この物語自体は『機動戦士ガンダムAGE』(以下AGE)に出てくるライバルキャラにスポットを当てた外伝的な立場にあります。なので、当たり前ですが、本編であるAGEを見たことのないボクにとっては味方キャラはもちろん敵も知らない、戦っている事情もわからない、話の流れもチンプンカンプンの置いてけぼり状態でした。

 

ただ、そんなボクでもわかったことがただ一つだけあったんです。

 

というのは・・・・・・・・

 

 

 

 

アチい!!!!アツい!!!!アツすぎる!!!!

 

ということです!!!

 

以下心に残った2つのシーンを紹介します。

 

セム(と呼ばれる人)をかばい、死んでいく誰だかわからんけど隊長らしき人。

そしてその死に様にアセムに放った「スーパー、パイロットに、なれ」の一言。

そしてその隊長の仇を打つべく自分の力を解き放つアセム

そこで流れる激アツBGM、『運命の先へ』

 

 

長年のライバルらしきゼハート(敵のトップらしきMOEの主人公)と対峙するアセム

赤のガンダム(?)と黒のガンダム(?)の激しい戦い。

命を背負って戦うものとしての覚悟や責任。

それらをひっくるめて、友人として殴るアセム

そしてゼハートとアセムの間で交わされる最期の会話。

 

 

この2つのシーンだけで、ガンダムアツくないか??と何も知らないボクの心に火を灯すのは十分でありました。さらに追い討ちをかけるようにMOE終了後に流れた『劇場版機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ冒頭15分。そこで、ボクは覚悟を決めたのです。そうだ、ガンダムを見よう、と。最近はサブスクなるものでお手軽に見られる時代ですので、ガンダムを見るならガンダム専用のものに入ればいいじゃない、ということでバンダイナムコの『ガンダムファンクラブ』に即加入し、早速視聴を始めました・・・・

 

そして時間は今に戻ります。

 

ということで、自己紹介が遅れましたが、皆さん始めまして、GUNDAMANです。

 

何よりもまず、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。上で長ったらしく語りましたのが私がGUNDAMANになる決意をしたエピソードになります。(当初の予定では、ウルトラマン見て感想でも書いていこうかなと思っていましたが、思わぬ伏兵MOEにやられこの名前になりました(GUNDAMAN=GUNDAM+ULTRAMAN))。当ブログでは、「歴史的コンテンツへの挑戦」と称してガンダムウルトラマンなどを視聴し、ある程度まとまったら感想を書き連ねていこうと思っています。この性質上ネタバレ等ありますが、そこのところは時効ということで、多めに見てもらえると幸いです。

 

当面の間は準備体操ということでガンダムAGE本編についての感想、それが終わり次第、ハサウェイに向けた長い旅路(現在の予定では初代ガンダムZガンダム逆襲のシャアを見る予定です、意見ありましたら教えてください、極力見ます)を始め、その後昭和ウルトラマンといった感じを予定しております。この無謀とも言える長きに渡るチャレンジを見守っていただけるとボクは泣くほど嬉しいです。

 

最後に言い訳になりますが、ウルトラマンは小さいときに見ていましたが、ガンダムは何も知りません。ガンダムに関してはピュアピュアの実とムチムチの実を食べた全身純粋無知人間です。ですので完全初心者、小学1年生の感想として読んでいただけると良いかなと思います。ですが、間違ったことを書いてしまっている場合は、ご指摘いただけたら助かります。

 

では、みなさま、また次回の更新でお会いしましょう!!!

 

 

次回 『GUNDAMAN』第一話 救世主フリット。3つの運命が歴史になる。